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試合の勝ち方!テニスコーチ 戸村基貴のブログ

さて、よくプレーヤー達に
「試合の時の戦術ってどうすれば良いのですか?」
「どうしたら勝てるのですか?」
「試合の作戦を教えてください!」
と聞かれます。
確かに試合の時の作戦はとっても大事ですよね。
でも、ちょっと考えてみましょう。
まだ対戦相手も分からない状況で作戦って立てる事ができるでしょうか?

兵法に
「彼を知り、己を知る者は、百戦して危うからず」
と言う言葉があります。
これは自分自身を知り、敵を知れば、いくら戦っても負けることは無い。
という意味なんですが、
対戦相手が分からなければ自分自身の事しか分かる事ができないわけです。
ということは対戦相手や状況(例えばコートサーフェス、エントリーカテゴリー、時間帯や季節・・・・・)が分からない時は作戦は立てたとしても片手落ちなわけです。
ですから、対戦相手も決まっていないときに作戦を立てるという事は基本的にはできないわけです。
(普段から自分自身を客観的に分析しておく事は大切ですけどね)
という事は対戦相手や状況が決まってから作戦を立てる事が出来なくてはならない訳です。
でも、そんな時に私がアドバイスできる状況にいる事はほとんど不可能です。
という事はプレーヤー自身が作戦を立てる能力が高くならないといけない訳ですね。

ところであなたはこんな言葉を聞いた事がありますか?
「風林火山」
これは
「其の疾(はや)きことは風のごとく、其の徐(しず)かなることは林のごとく、侵掠(しんりゃく)することは火のごとく、動かざることは山のごとし」
の略です。
かの武田信玄が使っていた事で有名です。
実は私はテニスの作戦を立てるときにこの感覚がとても大事だと思っているのです。
冷静に相手を分析し、「今何をするべきなのか?」
を決定する時にこの事がとても役に立つのです。

試合には流れと言われるものがあります。
その流れに乗る事が出来ると試合は優位に進める事ができます。
ところが流れに逆らうとなかなか良い結果を出す事ができません。
例えば相手のエネルギーが下がっているときはどんどん攻めて行くべきです。
その時は躊躇していては駄目なのです。
すぐに決断し、行動に移すべきなのです。
つまり、「疾(はや)きことは風のごとく」です。
ところが、逆に相手のエネルギーが高くて、自分は今は我慢するべき時も当然ある訳です。
こんな時は攻めて行かずにただじっと我慢する事が大切なんですね。
つまり「動かざることは山のごとし」な訳です。

このようにこの「風林火山」には試合での状況に対する対処の仕方が総称として表されているんです。
ですから、状況に応じてこの四つを使いこなす事が実は作戦になる訳です。

「今何をするべきか?」
動く時か?
それとも戦況を見守る時か?
それとも強引にでも仕掛けるべきか?
又は逆に全く動かないべきなのか?
この状況を見抜く力が作戦には大切です。
最初は簡単な事から始めればよいと思います。
作戦通りに相手をはめるととっても楽しいですよ。
あなたも一度実践してみては?

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コメント(0)|2007年9月30日10:14 AM

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