ロディック引退

引退しちゃいましたね。

個性的なプレーヤーで個人的にも好きだったんですけど。

彼の物まねとかは超楽しいです。

でも、プロプレーヤーには必ず引退する時期があるんですよね。

どんな気持ちなんでしょう。

これまで自分のテニスを高める事のみに集中していた人がある日突然、その事をする必要がないわけですから。

朝起きてトレーニングも練習もする必要がなくなるわけです。

不思議な感じがするのでしょうか?

ところで、ロディックぐらいの選手になったらその後の生活はどんな感じなんでしょうね??

他のビジネスとかの用意も既にできているのかな??

その後の動向が気になるところです。


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集中状態

昨日こんなメールをいただきました。

「今回は合宿した後の地元でのテニスです。
些細なことですが、それぞれの日で数回(4回位)誰もが諦めて取れないと思っていたボールが取れました、と言うよりもタマタマ咄嗟に反応できたに過ぎないことでしょう。
何故、その時に取れたのかも分からず、再びやれと言われても再現出来ないでしょう。
振り返ると全て共通していることは何もかも、かなぐり捨てて球に集中し続け追っかけていた、ということです。」

さて、この短い文面にとっても大切な事が書かれています。

それはここ。

「誰もが諦めて取れないと思っていたボールが取れました、と言うよりもタマタマ咄嗟に反応できたに過ぎないことでしょう」

実はこの体験が一番大切です。

ちなみに「たまたま咄嗟に反応できたに過ぎない」わけではありません。

これが本当の能力です。

つまり、集中状態に入ると起こる事です。

まぐれでも何でもありません。

その状態に入ればまた同じようにそのようなボールを取れる事ができます。

でも、間違えるとこれを「まぐれ」「わかっていないからもう一度できない」と思いがち。

そうじゃありません。

分からないから出来るのです。

この経験が当たり前になるように練習することが一番大切なんです。



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フィーリングテニス 2012 8月 東京合宿ご報告

先月の東京合宿のご報告♪
先ずは集中への理解と潜在能力を発揮する為のポイントをセミナーでご紹介。



そしてオンコートで実践♪


夜の宴会がまためちゃめちゃ盛り上がるんです♪


今回もたくさんの方にご参加いただき本当にありがとうございました。
これからもぜひ、継続してどんどん進化しちゃってくださいね(・∀・)b



最後に参加していただいた方の感想をご紹介。
超ロングです(・∀・)b

「8/25,26と、行って来ましたフィーリングテニス東京合宿。

 東京地区で行われるのは今回で4回目。そして、皆勤賞のとーちゃん。でも、毎回、新しい『驚き』があり、今回はどんなことが起こるのか、楽しみ・楽しみ。

 フィーリングテニスは、他のテニス合宿とは違う。何がどう違うかというと…。
 まず、いきなりラケット持ってコートに入るようなことはしない。

 座学から始まる。集中力養成講座である。
 言わば、テニスの学び方を教えてもらう、といったところか?

1.その中でも重要なことは、脳は常に(この常に、が、難しい)受信状態にしておかなければいけない。
脳が発信状態(言わば、思考が働いた状態)だと、テニスの上達は非常に遅い。

2.イメージとは、経験記憶情報である。そのため、ドリルが必要。

 1については、脳に情報を得るために、何も考えない。いわゆる、無の境地、つまり集中状態である。この集中状態を作るには、ボールを観る。見る、視る、診る、じゃないんです。観るんです。俗に言う、穴の開くほど。
あなたは、ボールを2段に積むことができるだろうか?コツを掴めば簡単にできるという。とーちゃんは、まだ一度しか体験がありませんが…。

 さて、では、どう観るのか?メルトン(あのケバケバ)を観るんです。
よくやりがちなのが、『はじめはボールを観ている』けど、ラリーが2,3回続くと、ボールへの集中が途切れがち。
 自分の打ったボールの『結果』に拘っちゃう。上手く打てた、とか、あっ、狙ったところとは違った(狙うってこと自体、思考が入っているんですが…)とか。違うんです。ただ『観る』んです。

 速いボールでも遅いボールでもボールにピントを合わせ続ける。これが大変。例えば、新幹線が右から左へ移動している時、新幹線の一つの窓を観ると、後ろの景色は、流れて見える(はず)。テニスでは、これが窓ではなく、ボールになり、更には前後左右上下の三次元で行う。ボールを観る、観続けることによって、何も考えなくなる状態=集中状態を作る。

 だから、フォームについては何も言わない。打ち方(フォーム)は関係ない。
 あなたは、歩く時に、頭で考えて足を交互に出したり、腕を交互に振っているわけではないでしょう。自転車に乗る時、乗りながら違うことを考えることができますよね。つまり、意識して自転車を運転しているわけじゃない、ってこと。

 そして、2のイメージについて。
 例えば、トムヤンクン。酸っぱくて辛い煮込んだスープという説明があったとする。どのくらい酸っぱい?どのくらい辛い?これは、食べた人の主観。けど、その人の中では、トムヤンクンがどういうものか、は分かっている。
 大脳は、白いキャンバスに記憶回路を作っていく。これは、いわゆる考えて行動する。
 それに対して、小脳は、失敗を体験していく中で、幾多の失敗回路を遮断していって成功回路を作っていく感じ。『あっ、こんな感じ』って、思考するのではなく、『感じる』、あるいは、『体が勝手に動いた』って感じ。はじめは自分でも『まぐれ』と思うようなショットがいつでもできるようになる。

 この講座の後、コートへ出てまずは、1の実践。
 1m程度離れて二人でキャッチボール。ボール二つなら簡単にできる。しかも、ゆっくりやれば完璧にできる。それでも、50回連続とか目標があると、40回超えたあたりから、プレッシャーがかかる。
3個になると?つまり、1個が常に空中に浮いている状態になる。これだと、ゆっくりはしていられない。
 このキャッチボールの主旨は、ボールだけに集中すること。2個でも、3個でも、連続何回できるかが目的ではない、思考を断ち切ること。頭の中が、『わぁーーー』とパニックになっている状態でも、全然OK。要は、その状態を体感すること。その状態で継続すること。

 次に、ボールを転がす2列で、転がって行くボールにボールを当てる。転がされたボールに近い人ほど、当てにくい。ボールの情報を得るためには時間が必要。だから、レッスンでは、球出しのボールが出る前、コーチがボールを持っている時からボールを観る。

 そして、ラケットを持ってのレッスンでは、『ボールへの集中の導入』として、ボレーボレー。この時でも、ボールのケバケバを観ることだけに専念。

 ストロークでは、ラケットを振らずに、動かずに、バウンドの位置を、前、ちょうどいい、後ろの3地点にバウンドさせ、どこが一番打ちやすいかを『体験』する。そうすると、ちょうどいい=打ちやすい位置に、体が勝手に動くようになる。勿論、集中していれば、の話。何度も失敗して、脳の失敗回路を遮断して行く。こうすることによって成功したら、二度と迷わない。確かに、とーちゃんのバックハンドは、『そのとーり!』なんですね。

 そして、いわゆるスペインドリル。Xの4方向への動き。動きというより、走る・止まる・打つ、を体感。ただし、深い4方向と浅い4方向、合計8方向のステップ。とーちゃんは、浅い4方向のうちフォア側2方向がやりづらかったな。

 次には、みんなが馴染みの、目標にコーンを置いてのストローク練習。
 でもね、みんなが行っているストローク練習とは、全然違う。
 まずは目標となるコーンをじっと見つめる。次に、目標から目をそらして(瞑っても可)、半身になり、指先をそちらに向ける。指先とコーンが一致してから、ボールを打つ。コートとボールのイメージを脳に刷り込む。バックハンドでも同様に。

 ここで、とーちゃん、面白い驚きの発見。バックが得意なとーちゃんは、何も考えないでバックハンドを打つ。フォアはだめ。考えてばかり。
 上記のことを行うと、フォアは、指先がばらばら。なのに、バックはコートのどの位置で行おうと、また、一回転してから行っても、一致した(えぇ~、うっそー)。自分でも信じられないくらい。バックとフォアでこうも違うもんかねぇー。まさに行って来るほど違う。

 実際のテニスのゲームでは、いろいろな位置からボールを打つ。だから、どの位置からでも相手コートに瞬時にコーンをイメージできないといけない。
 これは、結構、難度が高いぞ。

 次のドリルは、雁行陣からのダブルスのゲーム練習。
 これも、普通のスクールの練習とは違う。
 普通は、クロスのショットを基本としてそこからの展開。でも、実際は、甘いクロスはポーチでやられる。
 一般的には、定石と言われる『成功例』から入る。これが、間違い。成功例を教えて、では、失敗した時は?ってなると、対応できない。だから、10本に1本のストレートを抜くエースを『常に』に狙ってしまう。
 フィーリングテニスでは、フォーメーションを教えない。それこそ、体感してもらう、って感じ。
 ここでは、まず、ストレートへ打って、相手前衛が打つ。ボールの威力次第だけど、相手前衛は、パックリ開いたクロスへ打って、決まる時もあれば、決まらない時もある。だから、そこからの展開を体験する。失敗した時のリカバリーの練習。まさに実際のゲーム。

 これのクロスパターンは、クロス打ちで、必ずポーチされる。前衛がそのポーチに如何に耐えるか?切り返しを体感する。実際、コーチが前衛に立っても、返せなかった。でも、そういう『結果』が問題ではないんです。如何に集中するか?なんです。
 参加者レベルでは、当然、ポーチ『し損ね』ってのもあります。そういう時に、如何に切り返せるか、なんですね。
 失敗するうちに、その瞬間、瞬間でのポジショニングや、ポーチやストレートの気配というか、タイミングというか、そんなようなものを感じられるようになる。とーちゃんは、この気配というか、匂いを感じることが、少しはできると思う。(テニス歴長いですから)。
 しかし、もっと、集中力を研ぎ澄ましていかなければ、と思う。(でも、オンコートでは、何もかんがえてない…)。
 
 この2パターンの練習は、疲れた。何せ、ポーチに出た前衛がストレートを抜かれたボールも後衛は、追いかける。
 届くわけがないだろー、って、それ、もう、考えている。
 フィーリングテニスで大切なのは、ボールに集中することのみ。だから、結果は考えない。
 この『無の境地』を常時発揮できるようになるのは、いつのことか?自在にオン・オフできるスイッチがあれば、いいのに。
 とーちゃんとしては、これのバック側のバージョンもやりたかった…。バック、得意なもんで…。

 そして、最後に、とーちゃんの印象に残ったコーチの言葉を。
 100km/hのボールを体感して対応できたとしても、120km/hには対応できない。これが、レベルの差ってもの。120km/hに対応できたとしても、150km/hには、対応できない。速いなー、って思ってしまうことはフィーリングテニスでは、御法度。

 野球界の打撃の神様、川上哲治氏は、現役時代『ボールが止まって見える』と言った。長嶋茂雄氏は、打席に立って『いらっしゃーい』と甲高い声でボールを呼び込んだ。
 従来のテニスレッスンでは、このレベルの差(=ボールの速さの差)と追求した者はなかった、そして、その速さに対する克服方法を示してくれたものは無かった。
 ひたすら、ボールを『観る』。体感して、失敗回路を遮断していけば、自ずと成功回路が成り立つ。
 難しいながらも、『体感できた』ことなんで、引き続き『騙されて』みたい、と思う。
 なにしろ、フィーリングテニスは、『楽しい』ですから。

 今回、楽しい時間をとーちゃんに与えてくれた、フィーリングテニスのコーチ、スタッフ、参加者のみなさん、そして、宴会だけに参加してくれたDさん、二日目にど田舎電車で見学に来てくれたネギ子さん、そんなみなさんに、『感謝』です。ありがとうございました。

 でもね…。
 やっぱり、参加してみないと、体感してみないと、このフィーリングは分かりません。絶対に。
 だって、この文章読んだあなたは、『頭で想像している=考えている』んですから。

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