ダブルスの配球のコツ
良くいただく質問の一つ。
それはダブルスの配球です。
どこにボールを打つか?
これとっても大事ですよね。
いくら良いボールでも配球を間違えると相手を追い込むことはできません。
では配球で一番大切な事は?
こんな質問をされたらあなたはどう答えますか?
・・・
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では私の答え。
それは「状況把握」です。
配球ってなま物です。
その瞬間、瞬間で違います。
ですから、セオリーを知ったからと言って勝てるわけではありません。
それよりもその場の状況に対応できないと試合では意味がありません。
それにはまず、状況が正確に把握できる必要があります。
逆に言えば状況さえ把握できれば配球を間違える事はなくなります。
ところが、ほとんどの方が配球に興味を持ってしまいます。
その為に状況が把握できません。
これが配球を間違える理由です。
配球はあくまでも「対応」です。
対応には対象が必要ですよね。
その対象が状況把握というわけです。
いかがでしょう?
これが私の答えです。
良かったら参考にしてみてくださいね。
テニスの試合のコツ
昨日はフィーリングテニスの実践クリニックでした。
雨の中、遠くは岡山、愛知県からご参加いただいた方もおられて、本当にありがとうございました。
さて、昨日のテーマは「試合のコツ」
試合で勝つために一番大切な事は何か?
あなたは何だと思いますか?
誰もが試合で勝つ為に練習をされていると思います。
もちろん、試合に勝つ事がテニスの全てではありませんよ、ただ、上達したいと願っている事は確かだと思います。
そして、上達を測るには試合が必要です。
さて、話がそれましたが、試合のコツは?
それは、集中力です。
テニスは最終的に高い集中力を維持したほうが勝ちます。
これはテニスと言うゲームの特性?ルール?が関係しています。
テニスはポイント⇒ゲーム⇒セットとポイントを積み重ねて最終的にセットを二つ、または三つ取ったほうが勝ちます。
実はここには時間が関係がありません。
これは非常に大きなポイントです。
例えばバスケットボールなどはプレーの時間が決まっています。
ですから、その時間内の最高の集中を求められます。
ところが、テニスには時間がありません。
先日の全豪オープンの決勝もナダルとジョコビッチは6時間近くの熱戦です。
テニスは最後のマッチポイントを取られるまでは負ける事はありません。
序盤でいくら調子が悪くても、最終的に調子が上がって逆転する事が可能です。
つまり、テニスが大切な事は試合の終盤に向かって集中力を高めていく事です。
そして、それが相手を上回るようにしなければいけません。
そうする事で、たとえ、序盤で多少のリードを奪われても、最後には逆転で勝つ事ができるわけです。
ですが、集中力が終盤に向けて下がってしまうようでは、序盤でリードしても結局は逆転されて負けてしまいます。
こんな経験をされている方も少なくないと思います。
これは技術の問題ではありません。
もし、本当に技術に大きな差があるのなら、序盤でリードする事もできないはずです。
ところが、序盤はリードをできているわけですから、技術的にはそれほど、差がないのです。
本質的な差は集中力です。
簡単に言うと、いわゆる「調子」や「流れ」をコントロールする事が必要なのです。
昨日はその集中力の入り口をご紹介しました。
試合で集中するとはどういう事か?
またどうすることで、集中したプレーができるのか?
この基本が出来てくるとあとは練習です。
集中力の高い状態を崩さないように繰り返します。
そうする事で、テニスに必要な集中力を感覚的に身につけることになるんです。
ご参加いただいて皆様、昨日の基本をぜひ、繰り返し練習してくださいね(・∀・)b